norika_blue

1999年生まれ

2023-01-01から1年間の記事一覧

1221/2023

人との関係性について考えることが多かった2023。そんな中やっぱり、何人かものすごく謝りたい人がいて、よくその人たちのことを考える。それぞれ理由は全然違うけど。 その中でも特に1人。 謝罪を伝えたところで今更、なぜなら私が逆の立場だったら、何を今…

そんなのわかってる

全てが一時的だなんて、なにもかもがフェーズで、あるあるで、後から振り返ってドン引きしたり、自分は妄信的だったと思ったり、過去の自分の言葉を薄っぺらく感じたり (借りてる言葉のように感じたり)、全てを恥ずかしく思ったり、「あの時は分かってなかっ…

2023 ①

思ったより、自分で完結して生きれないし、自分で完結して生きたくないのだとわかった。(もともと完結したいと思っていたわけでもないが、その割合というかが、ガッとシフトした) 恋愛という意味だけではなく。 ーーー 最近、こんなことばっかり書いている気…

言葉という枠組みを使って整理整頓したくなる

私にとっては、感覚的/感情的に何か自分を大きく動かしているのにも関わらず、自分で言葉にできないこと(=認知できないこと) は全てもやもやする。どんなに幸せな気持ちだったとしても、その気持ちが大きければ大きいほど、自分が納得できる言葉として表象…

highlight

something that shakes my world and re-makes it

when you don’t wanna say anything

When you don't wanna say anything because everything you say sounds the lesser version of how you actually feel. If you've tried you would sound SO dramatic and corny and embarrassing but still it doesn't convey anything. I hate how I cann…

Taylor Swift : The Eras Tour(映画)

11/11/2023 The Eras Tour、ただそれぞれのアルバムのEraというだけでなく、テイラーを聴いてきたファンにとって、その曲に付随するありとあらゆる時期、つまり1人1人のファンの人生の "Era"を走馬灯のように体験する映画でもあったと思う。 映画館だけど、…

プレトニョフ

@東京オペラシティ 音楽を全身で聴く喜び。 じっとしながら音楽を聴くこと。 プレトニョフのコンサート、言葉にならない感動をなんとか言葉にしたいという試みなので、この文章がどこにたどり着くか正直わからない。が、書いてみる。 ーーー 夏の夜のオペラ…

Rambles

mini mini essays ・A power of delicious food I was annoyed but then the delicious piece of pie comes in front of me. I take a bite as I continue to ramble, and as soon as the juicy blueberry sauce filles my mouth in, I feel that a part of …

I wanna use my freedom to be less free

When I write in English, I feel the good distance between me and my words, which I cannot really have with Japanese. English is not my native language and sometimes that feels more comfortable than my “native language” that I was born into…

Re-watching CMBYN

・「CMBYNは冬の映画、なぜならラストシーンへのシンパシーと、夏への憧憬が生まれるから」と言っていた方がいるが、確かに夏に対してどこかノスタルジックになる気分のときに観るくらいがいい。今のような夏の終わりとか。 ・お酒の描写がいい。(コップにア…

Quotes and musings (29)

話の終わり / リディア・デイヴィス (パート3。255〜ラストまで) 訳 岸本佐知子 白水Uブックス 255 優しく穏やかな感じの人だと思った。いっしょに過ごしたら安らかな気持ちになれそうな気がした。それにきっと楽しいだろう。だが終わってみれば、それは楽し…

makes me f melt

ラフマニノフピアノ協奏曲第二番、第二楽章。 ラフマニノフはドラマチックでメロディがはっきりしている (?) から、わかりやすい曲として認識される、というか見下されることも多いらしい。だけど誰に何と言われようが、どんなにメジャーであろうが、ラフマ…

Quotes and musings (28)

長くなったので、パート2。お気に入りの文が多すぎる。 ここまで長くなると、著作権を侵害していないかがいよいよ心配になってくる。 話の終わり / リディア・デイヴィス (パート2。p.205〜255) 訳 岸本佐知子 白水Uブックス 208 彼の一部が私の中に入りこん…

Quotes and musings (27)

話の終わり / リディア・デイヴィス (204ページまで) 訳 岸本佐知子 白水Uブックス 帯に、ミランダジュライが、「最も影響を受けた、いや、受けたい作家」とあったが、本当に。タオリンも、「話の終わり」を5回読んだ、と言っていたが、それも本当に (私は5…

On reading

リディア・デイヴィス「話の終わり」、Sally Rooney「Conversation with Friends」と、自分が好きな文体の本を読んでいると、自分の中に新たな言葉の蛇口が生まれる。生まれるというより詰まっていた蛇口が流れるようになった感じ。自分から言葉が出て、話せ…

Quotes and musings (26)

蜜蜂と遠雷 (下) / 恩田陸 46 それは、塵にとってはよく知っているタイプの人間だった。農家や園芸家など、自然科学に従事する人たち、特に植物を相手にしている人々に共通するのは気の遠くなるほどの辛抱強さである。自然界が相手では、人間ができることな…

Quotes and musings (25)

白書 / ジャン・コクトー 山上昌子訳 15 父は沈みがちな、魅力ある人だった。その愁色は妻の死に始まったことではない。幸福な時でも父は沈みがちだったので、私は、そこには喪の悲しみよりもっと深く根ざした何かがあるのでは、と想像していた。 16 私はリ…

Quotes and musings (24)

恐るべき子供たち / ジャン・コクトー 中条省平・中条志穂訳 平伏する素晴らしい文体 13 その雪がさらに、小さな邸の階段のガラス庇や玄関の雪になって続いている。窓の目張りや軒蛇腹には軽い雪が重くたまっているが、建物の輪郭をぶあつく際立たせるのでは…

Quotes and musings (23)

How to write an autobiographical novel / Alexander Chee 5 I felt sometimes like a camera, shocked when people noticed me. I was a little in love with him and his friends, young men of sixteen or seven teen, a year or two older than me, all…

Quotes and musings (22)

On Earth We’re Briefly Gorgeous / Ocean Vuong 6 “Have you ever made a scene,” you said, filling in a Thomas Kinkade house, “and then put yourself inside it? Have you ever watched yourself from behind, going further and deeper into that lan…

Quotes and musings (21)

ハワイの空港での夕陽 トニオ・クレエゲル /トオマス・マン 実吉 捷郎 岩波文庫 26 (自分とは性格の違う、ハンスに心寄せるトニオ) この当時彼の心は生きていた。そこには憧憬があり、憂鬱な羨望があり、そしてごくわずかの軽侮と、それから溢れるばかりの貞…

永遠の映画 ‘22 【2】

※none of the pictures belong to me. ②カモン カモン 監督 ; マイク・ミルズ これも、子供たちの映画だ。 子供たちの未来への目線。 世界に対してマイクを向ける、ジェシー。 小さい身体で、音を見つけていく、音を拾っていく、「音」を通して世界に開かれ…

永遠の映画 ‘22 【1】

※ Picture from Tumblr ①秘密の森の、その向こう / 監督 ; セリーヌ・シアマ 上映中ありえないほど涙を流し、もはやなぜここまで泣いているのか訳がわからなかった故に、2回連続で観た。 (観終わってすぐ次の回のチケットを取り、1時間ほど間があったのでこ…

What I talk about when I talk about America

アメリカ。 広すぎる。 たまたま 4th of JulyだったのでWhat I talk about when I talk about Americaを書きたい。 何はともあれ私はアメリカが好きなのである。 アメリカが好き、っていうのは主語が大きすぎるのは分かってる。 〇〇 (国) が好きって、一体…

Quite rich kids

Quite rich kids that goes to a quite rich school stupid enough to worry “do I deserve this ?” They argue about capitalism when everyone else does and look down on people who continue to do so when the phase is over They believe they are th…

He likes men in suits

The sound of leather shoes on a cold floor A freshly ironed shirt and pants with the scent of summer and discipline that his body carries. Muscles under the skin so firm yet always soft somehow, never fragile as if it’s daring you to desir…

永遠の映画 ‘21 【2】

※ All the pictures belong to their rightful owners. ⑧エターナルズ 監督 : クロエ・ジャオ 2022年はウエストサイドストーリーを映画館でありえない数観たのだが、2021年映画館で一番観た映画はエターナルズだ (とはいえ、こちらはまだ 3.4回) これは傑作…

永遠の映画 ‘21 【1】

毎年特に忘れられない映画を、永遠の映画と題して記録をつけようと思っていたのだが、早速昨年分(2021年分)書いていなかった。ので、今年の分(2022年分)を載せる前に載せたい。 ※ All the pictures belong to their rightful owners. ①二重のまち / 交代地の…

RIGHT NOW

RN. https://youtu.be/FxhbAGwEYGQ Twitterか?というくらいのはてなダイアリーの使い方だが、止まる気もない。 まさしく今、シューベルトの即興曲 Op.90 No.3 を、この体勢で聴いてるのだが、ウラディミール・ホロヴィッツの演奏がとにかく美しい。(ほぼ手…