norika_blue

1999年生まれ

Re-watching CMBYN

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・「CMBYNは冬の映画、なぜならラストシーンへのシンパシーと、夏への憧憬が生まれるから」と言っていた方がいるが、確かに夏に対してどこかノスタルジックになる気分のときに観るくらいがいい。今のような夏の終わりとか。

 


・お酒の描写がいい。(コップにアップで注がれる泡、夜お父さんがトレイに入れて運んでくるハードリキュール)

 


・Oliverと街で手を繋いあと、その手で自分の唇をなぞるところ。

 


・Elio のHow (ラスト電話口) と、Why (芝生の上で) の言い方がとても良い。

 


・音の使い方。次のカットの音(音楽) を前のカットの終わりから入れているところがいくかあって、それがゆらりと動いていく流れをつくっている気がする。Elioの演奏するギターや、夜のクラブ (?)の音など。1番印象的なのは、後半汽車のシーンの音が、その前のカット (オリバーがベットに座っているところ) の終わりから流れ、オリバーが振り向くところ。

 


・初めてみた時、数ヶ所違和感を感じたところがある。それは私の中では、この映画の流れを途切れさせるものだった。この際だから、ここに記しておく。今は特に違和感を感じないけど。

- 窓辺でのオリバーとキアラのインタラクションへのパン (カメラの動き)
- 芝生で寝そべる前のところ(2人で自転車を降りるところで)、音楽を急にぶちって切ってるところ、
- ランチのテーブルでの口論を聞いて笑うおじいちゃんのシュールさ、
- エリオのみた熱の夢