(後にエビ餃子の写真載せた豚八戒の焼餃子)
同じお店でも行くたびに違う食体験がある。それがまた楽しい。お店で食べるのが好きなのも(味を経験したいのはもちろん)、その空間に身に置いて食体験をしてみたいっていうのがある。カフェでもレストランでも、ご飯屋さんってほんと、ありえないほどありがたい存在。
人と食べること:
同じ食卓を囲むこと、同じ場所でご飯を食べること、確かに人生で最も幸福な時間のうちのひとつだと思う。
1人で食べること:
どこか1人で行くついでにふらっとお店に入ってご飯を食べるの大好き。これを気軽にし続けたいっていうのがバイトのモチベのひとつ。
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以下最近の食事情〜
・私の第二の家(と勝手に呼ばせてもらってる)お店 編
ロッジ赤石/浅草
ああ本当に大好きロッジ赤石…
浅草駅からだとまぁまぁ遠いけど、超近いところに日暮里からのバスが止まる。喫茶店でここまで食事メニューが充実しているところってなかなかない。それに、親戚の家に来たみたいな、家感よ。行くたびに「家に帰ってきた」感を勝手に感じさせてもらってる。おばあちゃんに家族連れにおばさんにおじさんに若者に…色んな人の出入りがあって、「静かでゆったり」というよりも、音がするからこその安心感。好きなのはやっぱりエビカツサンド。
ソルティモード / 恵比寿
ロッジ赤坂に続いて第二の家ことソルティモード。ソルティモードは、エネルギーを欲してるとき、疲れてるときこそ来たくなる。
こないだみかんくれた。
VIRON/渋谷
Vironは、思い出の場所でもある。高校の時、学校帰りに渋谷のシアターイメージフォーラムか、Bunkamuraルシネマに行く前か後によく寄っていたから。その時はモッツァレラのバケッドサンド?ばっかり食べてた。モーニングに行くようになったのは、大学になってから。Vironのモーニングセットは、とにかく量と値段が比例してない、、、(いい意味で)。バケットとアップルパイが特に好き。アップルパイ、かなり香ばしくて、でも苦さがない!
p.s. アップルパイって色々あるよね、なんか香ばしいというよりはもっと無垢で初々しい感じの、例えるなら赤ちゃんみたいなアップルパイとか、もうどっしり貫禄があって少し苦めの長老みたいなアップルパイとか(長老系アップルパイにバニラアイスは合うよね…)、りんごの酸味が強めで少し刺激的なモダンアートを食べてるみたいなアップルパイとか。vironのは、モード系ではあって確実に存在感はあるんだけど、同時に落ち着きと柔らかい渋さがある。服のブランドで言ったら、Khaite. 木で言ったら、檜。それが、vironのアップルパイ。
GOOD FOOD AND DRINK AND CONVERSATION 編
cosicome / 三軒茶屋
コジコメのカウンターで食べる和栗とトリュフとゴルゴンゾーラのパスタ…🤤三茶住みたい。
パスタといえば、一人暮らしするようになったら細川愛さんの「パスタの本」のレシピで週に1度はパスタをつくりたいというのが、まじでひとつの夢。(普段料理しないけど、この本を手にとったら料理したいと思わざるを得なくなるくらい好きな本。)
美味しすぎて神経が覚醒するパンナコッタと、皮まで食べられるこの宝石みたいな巨峰…
トラットリア・チッチョ/吉祥寺
兎肉と野菜のフリットと、ピスタチオのクリームパスタの威力よ…(写真は鴨のリゾット(確か)で、これもまた味はもちろん視覚を通して心掴んでくる) 。久しぶりに集まって会話が止まらない。忘年会早くしたい。
朝が良ければ1日が良い 編
朝ごはん/家
番外編で、いつかのお家朝ごはんの写真。BGMはCorinne Bailey Rae。
この日は部屋で朝食を食べる気分だった。毎回家族にやめてよといわれるけど… (机で食べてと言われる)。最近ハードパン派。ジャムは長野のツルヤの栗ジャムとオレンジマーマレード。栗ジャムの重さとマーマレードのさっぱりさがちょうど良い。
PATH / 代々木公園
Pathで朝ごはん。Pathの夜は Cigarettes after Sex のレコードがかかっていることが多くてドリーミーで、さらにお酒まわってるっていうのもあって意識が半分他の世界に行ってるみたいになるけど、朝はフレッシュな都会のエネルギーが流れてる。初めてPathに行ったとき、閉店間際で、店員さんがカウンター越しに賄い用のダッチパンケーキを焼いてて、それを知らずに気になって聞いたら、「That one’s for us. It’s a morning menu. They’ve created a monster」と言っていたの覚えてる。しばらく経って朝に行って注文してみたら確かにmonsterだった。
Locale / 目黒
朝ごはんしか行ったことないけど、Locale で朝ごはん食べるとその日フレッシュな気持ちでスタートできるから不思議。味はもちろん、味だけじゃないエネルギーを全身でもらえる a place of light.
地魚食事処 さかなや/ 下田
早朝に家を出て海辺に着く前に、大きな窓から太陽が降り注いでいる中で食べる究極キンメ漬け丼。
夜も昼もカフェ 編
Nicholas / 三軒茶屋
営業時間 16時〜24時の、夜の幸せ。やっぱり三茶に住みたい… (でも今本当に住みたいのは代々木八幡あたり。三茶はニ番目 (誰得情報)
Cafe Lotta / 松陰神社前
ロッタのゴルゴンゾーラチーズケーキlove.....でも焼けば焼くほど赤字になるケーキらしい…
目の前のケーキ屋さんMerci Bakeでテイクアウトからの、ロッタという流れ。オーナーのかおりさんの明るいVibesがラブ。
茶房武蔵野文庫/ 吉祥寺
茶房武蔵野文庫で夜お茶。紅茶とレモンケーキ。ストレートティーからミルクティにした時の味のトランスフォーメーションの仕方!ただ「ミルクの入った紅茶」にならないのがすごい、、、組みあわさると全く違う味に突然変異するから、2度楽しめる。今度はカレーを食べにまた来たいな。
Gion / 阿佐ヶ谷
ちょっと毒々しいネオンの光の中でナポリタンとワッフルをわけわけ。ワッフルはあんまり甘くなくてクリームやら餡子やらバターやらジャムやら、はたまた餡子クリームやら、餡子バターやらジャムバターやら、、、、組み合わせの仕方何通りあるんだろうパッと計算できない、を色々のせながらおいしくてパクパク食べて気づいたらなくなっている怖いGionのワッフル。
APOC / 表参道
今まで食べたパンケーキの中でも1番好きかも知れん。パンケーキミックスも買っちゃったけど、APOC (この日は土日だったから、A piece of cake の店内)で食べるパンケーキがだからこそ、良いのよ。レモンをギュッと絞って、バターをかたまりのままのせて食べると口の中に広がる楽園。良い夏休み。
パンドラ / 目黒
目黒に行ったついで、休憩がてらゼミの志望理由書を書くために立ち寄った。スパイスの聞いた甘いチャイを冷房の効いた部屋で飲むのは、夏の特権って感じで良い。
Little Darling Coffee Roasters / 乃木坂
“Burning desire sets my soul on fire. I feel my body drawing in your sea of love - S.H.”
かなりホットな言葉が、冷たいアイスラテの容器にさらっと書いてあって謎のギャップがある…
どんぐり舎 / 西荻窪
コーヒーの旅の予定が私は早々にお茶飲んでた。ピザトーストシェアして、いやおいしすぎるわこれってなって結局バタートーストも食べた。
本格珈琲 昭和 / 池袋
池袋どうしても好きになれないが、昭和のバナナジュースと新文芸坐だけは好き。
ジーンズと、お気に入りのTシャツで食べにいきたい 編
桉田餃子/代々木上原
お願い近所に出来て…
あと水餃子、食べるまで中の具材が分からなくてお楽しみ感があるのがいい。(3種類ある)。ご飯もスープも、美味しさを感じる脳の神経(?)を一回一回刺激してくる、、
レッグオンダイナー/渋谷
さっぱりしててぐびぐび飲めちゃうイチゴのスムージー。レッグオンダイナーでハンバーガーからの、初宮下パーク。夏の夜の長いお散歩と止まらない話… 冬派だけど夏も夏でその良さがあると思える。友達の存在に感謝。
天すけ/高円寺
みなみと古着屋まわる前に2人で天ぷら。並んでたけど、回転が速い。全部カウンターで、室内と室外の分かれ目がはっきりしてない、高円寺に溶け込んでる、もはや高円寺の町の一部になっちゃってるようなお店。卵定食;(卵の天丼+天ぷら)を食べたんだけど、写真は最初の卵の天丼しか撮ってない。(which was just so good).
わいたこ いちばん店 / 阿佐ヶ谷
雨降ってきて、テント?を広げてくれた下でたこ焼き。お店の方の娘さん2人(小学校低学年か幼稚園年長くらい)が小さいタコの絵がたくさん描いてあるスウェットを着てて、わたしもそのスウェット欲しくなった。たこ焼きの安心感は偉大。寒い季節になったらさらにお世話になる予定。
ダイーサ / 中目黒
Freshly- Freshy- & Freshy !!! スクエアサイズにしないでこのままの写真でのせたいくらい、いろんな意味で発光しているダイーサのピザ。
餃子坊 豚八戒 / 阿佐ヶ谷
このえび水餃子、食べてる間はもちろん、食べ終わってもその記憶で幸せな気持ちになる…ひびちゃんと行ったら、となりの1人で来てたマダムに「仲良いのが滲み出てるわね」的なことを帰り際に言われた、cheers to 15 years of friendship だわ
ミワミヤ/ 阿佐ヶ谷
(Lol)
はしご。飲んだし食べたしよく笑った〜 日本酒に全く精通していない私ですら、味の違いをはっきり感じるようなわかりやすくておいしいやつを色々出してくれたお店の人ありがとう。締めはキーマカレー。最寄りまでの終電はもうとっくに諦めて、降ろしてまだ馴染んでないヒールでこのあと中野から普段の1.5倍かけて歩いた思い出。
Californian Poke / 新大久保
まやと久しぶりに会ってシアトルの懐かしの味のポキ。店内に流れている曲がまさにアメリカでの思い出を彷彿させるもので、脳がノスタルジアでいっぱいになった。
夏のご飯。旅のご飯。編
タコラーメン/小豆島
(写真全くラーメンに焦点あってない💧)
オリーブビーチにいる人たちの地元感… hood感…いいなぁ…最近は山の中に住みたいとずっと思ってたけど、海の近くに住んでみたいと思ってしまったよ、、、旅の締めくくり海辺でのラーメンは格別だな。
風月/高松
コシがあるとはこういうことなん?(コシ最高)。うどんそんなに普段食べないし、比べる対象がはるか昔に食べた学食のうどんくらいしかないから分からないけど(学食のうどんはそれはそれで好き、どちらかというと蕎麦派だったけど。)、風月のうどんがとにかく美味しかったことだけは確かだし、梅・紫蘇・ゴマ・ネギの組み合わせはフォーエバーmy fav.
せきれい橋 川上庵 / 軽井沢
川上庵はこの夏で2回行った。蕎麦屋呑みは今までで1.2回しかしたことない(川上庵ではしたことない…)けども、もっと蕎麦屋のみしたい。2回目に行くお店では大抵新しいのを試したくなる派だけど、きっと今後も行くたびに頼んでしまうだろうと思うくらい川上庵のくるみ蕎麦は特別!!(誰)
ル・プチ・トロワ / 軽井沢
ピーターラビットのお皿の上にのせられたふわふわアツアツ甘すぎない最高フレンチトースト。バスの時間までToni Morrisonを読む。キャンプの帰りにここまで自転車漕いで来てよかった。実際、涼しくて気持ち良いから結局移動時間も含め目的になってしまうんだけど。
カフェ ラフィーネ / 軽井沢
崩したくないと思いながら一口だけコーヒーの部分だけ飲んでそのあとすぐに混ぜてしまう。室内でかかってるクラッシックの音楽が庭まで少しだけ聴こえてきてそれが本当に心地よい。東京にもこんなお店あったらな(ル・プチ・トロワもだけど)、と思うけど、そもそもこんな静かな場所をみつけるのがきっと難しい…軽井沢も観光地だから、こういうお店に巡り合えたときは尚更嬉しい。
パークサイドダイナー / 日比谷だけど、旅帰りということでこのカテゴリーで
夜行バスで寝てる間に青森に着き、1日青森で過ごしてまた夜行バスで寝てる間に東京に帰ってくるっていう旅して、東京帰ってきてそのまま朝ごはんにダイナー駆け込んだ。数十時間の間に体験したものの密度が高くて脳がアドレナリンやら気温差やらなんやらで通常運転してなかったし、そんな中食べたふわふわのオムレツと、塩気の効いたバターをのせたパンケーキが、この夢を経験してるみたいな脳状態にさらに浮遊感を足してた。
お食事処おさない / 青森
どういう流れでそういう会話になったのかは覚えてないんだけど、私の顔ホタテに似てるということになり(丸くて白くて髪の毛はひょろっと茶色)、魚貝類は基本全て好きだけどもここまで違う意味で親近感を感じた貝もなかなかないわ、そんなことで爆笑しながら焼きも揚げも煮もひとくちひとくち感動しながら全部食べた(🙇♀️)。夜ご飯どーしよっか〜となってから決めたお店だけど、そりゃこりゃあ混むわ、青森駅周辺に住んでる人に嫉妬したくなるほどまた来たい(というかほんと近所にほしい)お店だった。
正立食堂 / 青森
ここに来たくて行き先に青森を選んだ。青森駅から浅虫温泉駅へ、東京以外に住むとしたらどこがいいかとか、ほぼ絶対というほど買わないものに350mlのペットボトルがあるとか、青森の電車の乗務員の方の制服がかわいいとかいう話をしながら。電車の窓を通した景色が、当たり前だけど普段みているものとは違うことに、旅に来たことを実感して清々しい気持ちになる。浅虫温泉駅から20分ちょい、海で泳ぐ人たちや、濃い緑色の森や、広い道路や、生い茂る木に面した道を通り過ぎながら、行く先にあるのがこの正立食堂。食周りに存在する旅。いつもかけがえのない時間。
静かな時間が流れる中で不規則に聞こえる海の音に、普段都会では感じられない類の贅沢とやすらぎを感じる。この空間で食べた海鮮…忘れられない。この後、行きに通り過ぎた浜辺に2人で目をつぶって寝っ転がってたら、「気持ちよさそうに寝てるなぁ〜」と通り過ぎた人が言ったのが聞こえて、思わずにやけそうになった。そのあとその浜辺でスマホでラジオとったり昼寝したりしたあと、ひとつ前に書いたおさないに夜ご飯食べに行った。
(まだ色々あるからまた食日記 pt.2書きたいな。