写真は、3月の石垣島。
この数ヶ月、なんだか立っているのが辛いとき(比喩的な意味じゃなくて、横にならずにはいられないとき)が時々あって、全てが重く感じるときがあった。
自分の人生に誇りを持てるか?ということを何度も自問することで、なんとか自分を繋ぎ保とうとしてた気がする。
そんなとき、「ただ日々は、意識の焦点が移りゆくことで、晴れやかになったり翳りを帯びたりしながら流れていく。」という、梨木香歩さんの言葉を思う。
自分の人生を、始まりと終わりのある認識可能なひとつのものとして、そしてそこでは停滞はなく常に時は流れていることを思い出させてくれる、特別な言葉。心に風を通してくれる。
そして、こうして言葉に救われるのは、何か別の言葉に捉えわれてるからだと思う。
何かに思い詰まったような気分になる時こそ、色々な言葉を得て、色々なものに触れて、音楽を聴いて、自分をがんじがらめにしているものを少しずつ解体していきたい。