norika_blue

1999年生まれ

ep.2 毎日の移動

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(関係ないけど、キャンパスの冬の空の色よ。本当に毎回色につつまれた気分になる。こうやって空を感じられるような場所にここを設計した人に感謝したい。)

 

Today's music : Everything Is Embarrasing by Sky Ferreira

 

ep.2 毎日の移動

好きなものについて書こうシリーズ。2回目は毎日の移動。

 

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交通機関が好き。移動の時間が好き。土地や街の中を動いている感覚が好き。パラパラと変わる景色が好き。歩くのも好きだけど、乗り物に乗っているときの、「自分は立ったり座ったりして同じ場にいるはずなのに周りが波みたいに流れていく、だから自分も動いている」という流動的で空間を通過していく体験が好き。

 


そもそも流れているものが好き。風とか水とか。長時間室内にいる日があったとしても、風に触れていないと生活できない。寮の窓もずっと開けてるし(Thank god ルーミーも窓開けるの好きでよかった&冬に窓開けても寒くないくらい部屋が謎に暑くてよかった)、1人のとき風に触れるためだけに場所を移動することもある。

 


湯船が大好きだけど(currently not available だけど…)、触覚的な水そのものが好きだし、水の近くにいるのも、好きだ。海も川も、周りの自然空間はもちろん、水で構成されているもののそばにいるときにしか感じられないような、特有の滑らかで柔らかい感覚が好きだ。

 


話がそれたけど、好きな順番で言ったら、バス→車→窓が大きい電車→空いてる電車→地下鉄 (飛行機/船も好きだけど、日常的にそんな使わない)

 


バスが一番好きなのは、一番周りの土地や建物と距離が近いから。車よりも高い位置にあるから、景色や街がみやすい。顔をあげたり窓をみれば何か特別なことがない限り空がみえるし、その場所の景観を体験しやすくて、乗り物の中にいるのに閉塞感がないから。その空間の一部に自分も触れている感じがするから。車より広くて公的で、人が出たり入ったりするところにもまた流動性があってそれが好きだから。

 


高校でバスを使うとき、わざと終点まで行ってそっから電車で帰ることも度々あった。窓をずっとみてるわけじゃなくて、本を読んだり音楽聴いたりもするけど。バスの中か電車で読む本ってなぜかすごく集中できるから。

 


次に好きなのは車。車で爆音で音楽を鳴らすのが好き。車は、中で色んな友達と大声で歌いまくった思い出があるから好きだ。車は、日中よりも夜に乗るのが好きだ。バスよりも高さが低いから地面に近くて、歩道の隣の道を走っているときに夜の街の建物のネオンを見上げることができるから。

 


バスよりも小単位で、車内はフレンズかファミリーか、友達の友達か。その家感が好きだ。カープールでそこで初めて会ったとしても、目的地に着くまでにいろいろ話せたりするから好きだ。夜遊びのためのファンシーな格好をみんなでしていたとして、電車やバスよりも車に乗っている方が特別な感じがするから好きだ。なぜなら車では電車のような公共の場所とは違って、その空間にいる人たち全員が同じ空気を纏っている気がするから。エクサイトメントやbad-ass感まで、みんなの香水のにおいがうっすら交じったその空間で共有している気がするから。

 


空いている電車、といっても私が好きなのはやっぱり1番乗っている西武線。それも平日の昼間の空いている時間帯。西武線のホームは、好きなホームが多い(特に東伏見と野方)っていうのもあって、ホームに対して愛着があるから乗っていてドアが開いたときに安心する。それに、小中高(特に小)電車の中での友達と過ごす時間が長かったから、ひとつの場所として電車に思い出がつまってる。

 

Febrary 5 2020